対象および期間

対象期間
スタッフの接客教育担当者 3日間

研修の目的

お客様に愛されスタッフからの人望も厚い、エースプレイヤーのベテラン販売員は、どこの会社・ブランドにも存在します。

しかしながら「自分自身ができる」ことと、それを他スタッフも出来るように再現性を持って「教えられる・育てられる」ことは違うのです。

エリアや役職を超えて、スタッフの基本接客・販売スキルを高められる、ブランド・会社独自の体系的な教育メソッドを確立していくことで、「スタッフのスキルアップ」とそれに伴う「売上アップ」「各種指標の改善・向上スピード」も一気に高まります。

販売現場の接客販売レベルを引き上げるための大きなカギとなるのが、接客教育担当者の育成なのです。

対象者の課題

  • 接客販売で自身の成果・結果を出すことはできるが、スタッフのスキルアップのためにどんな指導をすれば良いのか分からない様子が見られる
  • 自身の経験を整理してノウハウとして体系化することができず、他者に継承できていないことが多い

研修のねらい

  • 接客教育担当者の役割と責任を認識し、会社・ブランドとして目指す販売員像を共有することで、スタッフ育成の判断基準を明確にできるよう導く
  • 店頭状況・スタッフの動向をもとにした、「現状分析」と「問題提起」「課題抽出」に必要な視点を持てるようにし、課題解決と目標達成につながる効果的な「スタッフ育成プラン」を立案できるようにする
  • スタッフ育成に必要な教育者としての「マインド・スキル・知識」の理解と、組織としての体系化を図る
  1. STEP 1目指す販売員像の
    目線合わせ
      • 会社・ブランドとして目指す「ショップビジョン」と「あるべき姿」の再確認
      • 会社・ブランドとして目指す理想の販売員像」の共有(接客・販売・サービス)
      • 販売員に求められる「能力」と「ヒューマニティ」の共有(人しての姿勢と態度、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、目標達成能力)
  2. STEP 2現場での現状分析、
    問題・課題解決の視点と
    その方法
      • 自店の分析→課題・問題の抽出
      • 問題意識を構成する要素と、「問題意識」の高め方
      • 問題の3つの類型(発生型、問題型、探索型)
      • 問題提起と要因分析
      • 課題抽出からの「目標設定プロセス」
      • スタッフの現状分析と育成計画立案
  3. STEP 3スタッフの可能性を
    引き出す関わり方と
    販売員教育の体系化
      • 会社・ブランドとして目指す「接客・販売スタイル」の共有
      • 自己の「接客販売スタイル分析」と、スタッフの「接客販売スタイル分析」
      • 「リーダーシップ」と「フォロワーシップ」の発揮
      • 接客販売の指導に必要な能力(インフルエンス、モチベーションシフト、レクチャー、トレーニング)
      • 「接客販売指導トレーニング」の実践と、今後の「指導計画」立案

研修で期待できる効果

  • 会社・ブランドで目指す販売員像と求められる能力を再確認することで、スタッフの育成イメージを描き、組織としてのベクトルを合わせてスタッフ育成にあたることができるようになる。
  • 自店の接客・販売・サービスの現状分析から問題・課題を明確にし、それらの解決をリードするのが自分達の役割であることを認識することで、日頃から視点を持って店頭・スタッフの分析を行い、育成目標設定から実際の指導計画を立てられるようになる。
  • スタッフ個々の特性や強みに着目し、可能性を最大限に引き出して成果・結果につなげるための関わり方や動機付け、またスキルアップ指導・トレーニングの仕方を身に付けることができる。

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